ここではウッドデッキで使われる天然木の中でも、CoCoWorksで扱っているおすすめのハードウッドをご紹介します。
ウリン おすすめNo.1!抜群の耐久性!
ウッドデッキに適したハードウッドの中でもずば抜けた耐久性を誇るのがインドネシア・マレーシア原産のウリンです。住宅だけでなく、公共・商業施設などでも使われている実績があります。シロアリなどの害虫が嫌うポリフェノール成分を多量に含んでおり、耐水性も高いことから現地の桟橋などで活用されるなど評価が高いハードウッドです。
☛注意ポイント
重量があり硬度があるためDIY向けとは言い難く、丸ノコなどの電動工具や技術が必要になります。また、施工後、一時的に赤い樹液がでるため周辺の建造物に付着しないよう注意が必要です。
セランガンバツ 流通量&コストパフォーマンス◎
セランガンバツは、流通量が多く安定的に入荷しているハードウッドです。ウリンと同じく東南アジアの原産ですが、科目はフタバガキ科に属します。
反りも少なく加工がしやすいためDIY向けのハードウッドです。コストパフォーマンスが良く、施工後の樹液もウリンに比べて少ないのが特徴です。
☛注意ポイント
雨にあたると表面にささくれが生じやすいため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では注意が必要です。
イタウバ 表面滑らかで加工もしやすさ◎
イタウバは南米ブラジルを原産とするハードウッドです。油分を多く含んでいるのが特徴で害虫だけでなく耐水性も高い樹種です。また、板材の表面も滑らかでささくれが少ないため、幼稚園や保育園などの施設でも使われています。ウリンに比べて重量も軽く加工がしやすいため、DIYにもお勧めできます。
☛注意ポイント
加工がしやすい点はメリットである一方、ウリンやセランガンバツに比べて反りや曲がりは生じやすい樹種です。また、経年変化により灰色になる傾向が強いです。表面に黒い斑点模様は油分を多く含む証拠でありますが、人によって好き嫌いが分かれる可能性はあります。
ハードウッド樹種一覧表
樹種名(通称名) | 原産国 | 耐久年(目安) | 価格 | 耐久性 | 加工性 | 流通量 |
ウリン | 東南アジア | 30年以上 | 高め | ◎ | △ | 〇 |
イペ | 南米 | 30年以上 | 高め | ◎ | △ | △ |
セランガンバツ | 東南アジア | 15年程度 | 安め | 〇 | 〇 | 〇 |
イタウバ | 南米 | 30年程度 | 高め | 〇 | 〇 | △ |
ケランジ | 東南アジア | 15年程度 | 安め | 〇 | 〇 | △ |
マニルカラ | 南米 | 15年程度 | 安め | 〇 | 〇 | △ |
クルイン | 東南アジア | 10年程度 | 安め | △ | 〇 | △ |