症状ごとに適した手入れをする

天然木ウッドデッキの場合、経年変化により下記のような症状が生じます。手入れは各症状に応じて木を傷つけないよう行うことが大切です。

 

・埃、落ち葉、ゴミ →ほうきなどで取り払う

・靴跡、泥汚れなど →ゴミなどを除去した後、デッキブラシなどで水洗い 

・油汚れ      →水洗い後、中性洗剤を使いデッキブラシなどで落す

・表面のささくれ  →サンドペーパーで磨く(木目に沿って行うこと!)

・変色やひび割れ  →キシラデコールなど木材専用保護塗料を塗る

 

天然木は繊細です。例えば、サンドペーパーで磨く際も木目に沿って行わないと逆に表面を傷つけてしまいますので注意しましょう。ほうきによる掃き掃除、雑巾などによる拭き掃除に関しても同様に心がけましょう。

ウッドデッキ清掃で気を付けたいこと

強酸性・強アルカリ性洗剤は使用しない

天然木ウッドデッキの場合、トイレ・お風呂用洗剤、洗濯用洗剤などは逆に木を傷つけてしまう恐れがあり、メンテナンスには向いていません。中性洗剤を使うようにしましょう。

金属性のスポンジやブラシは使用しない

天然木でも人工木でも、ウッドデッキの掃除に金属製用具を使うと逆効果になってしまいます。適度な柔らかさがあるブラシ、スポンジなどを使うようにしましょう。

定期的なチェックで良好な状態を保つ

ウッドデッキをできるだけ長く良好な状態で維持するためには、小まめなチェックは大切です。例えば、床部分でも場所によっては日当たりの良し悪しがあると思います。日がほとんど当たらず湿気が多い場所とそうでない場所では経年変化の程度やスピードも変わってきます。特に天然木ウッドデッキの場合は雨や日光などの影響に繊細なため、表面のひび割れや変色が激しい部分は事前に把握しておきたいです。

屋外で見過ごしがちになりますが、ウッドデッキは第二のリビングとも言われる場所。屋内の定期的な掃除と同じく、ウッドデッキも定期的なチェックと手入れを心掛けましょう。